2020/3/23 月曜日

スターの浮世絵師

Filed under: 個人日誌 — nko @ 0:53:03

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【大浮世絵展  夢の競演】
 
美人画の歌麿、謎の写楽、天才の北斎、風景画の広重、表現力の国芳
5人の有名な浮世絵師の代表作を集めた展覧会

喜多川歌麿の展示作品は婦女人相十品の有名な『ビードロを吹く娘』は赤い市松模様の着物で後ろを振り向きながらガラスのポッペンを吹く姿
『当時三美人は』三美神のような難波屋おきた、高島おひさ、富本豊ひな、町の人気の看板娘を描いた作品で高名三美人や寛政三美人とも言う
他に遊郭を描いた作品も有名で、当時は品川の遊郭は【南国】と!
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存在を殆ど知られてない東洲斎写楽は大首絵が有名で歌舞伎役者絵が展示で『3代目大谷鬼次の奴江戸兵衛』、『市川鰕蔵の竹村定之進』など歌舞伎役者がほとんどで、所蔵美術館は違いますが、摺りの色違いも展示
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世界ではグレート・ウェーブで有名な天才絵師、葛飾北斎は冨嶽三十六景シリーズ『神奈川沖浪裏』は一瞬の波を鉤爪で表現
一番有名な富士『凱風快晴』、赤富士の名を持つ『山下白雨』白雨とは激しい雨
冨嶽三十六景シリーズは何枚か展示で、8作品シリーズの『諸国瀧廻り』、11作品シリーズの『諸国名橋奇覧』など
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日本橋から京都までの風景画『東海道五十三次』で一躍の人気絵師になった歌川広重
シリーズの『東海道五十三次 日本橋』他、シリーズの日本橋~埼玉~長野軽井沢~滋賀~京都の『木曽海道六十九次』、ゴッホも模写した『名所江戸百景 亀戸梅屋舗』、星空が美しい『名所江戸百景 虎の門外あふひ坂』、有名な『月に雁』
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歌川国芳は3枚合わせた、現代風に言えばワイド画面の元祖の絵師
物語の一瞬の迫力ある劇的シーンを描いたり、忠臣蔵の赤穂浪士たちを妖怪に変えたりと、見ごたえある作品が多いです
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あと、のれん別室に歌川国貞の描いた春画『国貞三源氏』が展示
源氏物語の内容を極端にわかりやすく描いたようなパロディー画で、『花鳥余情吾妻源氏かちょうよじょうあづまげんじ』、『艶紫娯拾餘帖えんしごじゅうよじょう』、『正寫相生源氏しょううつしあいおいげんじ』の【三源氏】の色彩が鮮やかなR18の春画が展示してます
着物の模様の細かさ、繊細な仕事をする彫師と摺師の超絶技巧が凄いです
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浮世絵絵展が開催の時は殆ど足を運んでるので何度も拝見した作品が多いですが、有名作品は何度見てもいいです
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