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英国の壁紙

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【ウィリアム・モリスと英国の壁紙展】
 
久留米市美術館で開催されてる企画展
『モダン・デザインの父』と言われる19世紀イギリスを代表する思想家、詩人、デザイナー、工芸家でもあったウィリアム・モリス
158年の歴史を持つ英国の壁紙会社:サンダーソン社が所蔵する貴重な壁紙や版木など約130点を日本初公開
6月に久留米で開催を知り、是非とも見たい特別展でした。
 
17世紀ぐらいから壁紙の装飾というのはあったようですが、当時は富裕層の限られた人しか買うことが出来ない高級品
200年前にイギリスの街にガス灯が誕生し、その後、一般家庭でもガス灯が普及し始め、家の中が明るくなり、漆喰や壁画などの壁をもっと手軽に綺麗にしたい家が増えて安く買える壁紙の歴史が始まったそうです!

展示品は1830年代の作品から1910年代の壁紙作品
壁紙なので印刷技法ですが、浮世絵と同じ方法で絵師、彫師、摺師=印刷師ですが、作品の印刷技術がスゴイんです!!
当時にエンボス加工=立体に盛り上げて、その盛り上がった部分だけを印刷など、印刷なのに刺繍のような版画、印刷なのにスエードの革のように似せてイミテーション加工する技術など、何気ない壁紙ですが、よく見るとスゴイ作品が沢山です!
複雑な絵と色の数が多いほど版木の数が多いので値段も高く、その後、版木が1枚~3枚が出始めて一般家庭も買える値段だそうです。
版木の細かい線と点が細い5㎜幅ぐらいの真鋳を曲げて板に打ち付ける作り方で芸術家がするような繊細な仕事で、大きな部分は木を彫ってました
展示作品は青色が綺麗なラピスラズリ色と金色と薔薇のすごく綺麗なデザインなど、複雑な草木、花、幾何学模様など、ブロックプリントは肉厚印刷技法、横浜にも工房があり、竹や鯉などを描いたデザインでミュシャの和風デザインのようでした
ウィリアム・モリスデザインの壁紙は人気で、ラファエル前派画家のバーン=ジョーンズの食堂やヴィクトリア女王が居たバルモラル城にも使用されており、王室御用達だった壁紙です。
当時の一般的は価格は1ロール=6ベンス=3.5円、得に高価な壁紙は1枚で1000万円近い額とか!!
 
壁紙デザイナーの作品はウィリアム・モリスと他に、モリスから影響を受けたいろんなデザイナーの作品が展示してます。
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ウィリアム・モリスは、壁紙とは『美しい生活』の始まりだという展覧会でした。
 
群馬から始まり、大阪~福岡~名古屋~横浜~広島と2年かけて日本中を巡回します。
 
あまり気にしてなかったですが、壁紙の美しさ、芸術性、細かい部分のこだわりの色、版木の細かさと、これからいろんな場所の壁紙が目に付いたら注目したいと思います。
 
壁紙展は12月27日まで開催中です

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この日は紅葉も楽しめ、薔薇も少し咲いてて、マリーゴールドは植え替えたばかりのようで、園内の花壇を全て植え替えてました。