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浄土九州

DSCF6387 【浄土九州 九州の浄土教美術】
 
九州の浄土信仰を中心とした仏教美術、彫刻、絵画、書など、200点を展示
 
【九相図】死体が骨になる様子を9段階にわけて描いた仏教絵画
【十王図】地獄での裁きを決める10人のいわゆる裁判官で一番有名な閻魔王、変成王、平等王など
【地獄図】地獄でのいろんな裁きを永遠に受けてる絵
【当麻曼荼羅】極楽浄土を描いた4m×4mの大きい曼荼羅図
この特別展は1000年近い前の仏像、絵画など、地獄と極楽とは何か!?という仏教美術で、得に見どころは地獄図の当時、描いたグロテスクな感じの十王が罪の重さで裁きを下す、八大地獄! 黒縄地獄は焼けた縄を歩かせて体に付いた焼けた線を担当の鬼が切り取り線のようにノコギリで体をカット!・・・ 焦熱地獄は炎で焼かれて体のパーツをバラバラにされる・・・ 衆合地獄は淫乱な悪い事をした人が刃物だらけの木の上で手招きしてる美女の所まで体を切られながらも性行為を目指す罪・・・ 他、鉄を溶かしたアッチッチの液体を口の中から注ぎこまれるとか、大きい針山の上を体中に刺さりながら登る針の地獄など
今回、極楽より地獄とは!?を印象付けたい展示で、鬼が六道のうち、極楽道以外の輪廻ルーレットを持った絵もあり、古い絵ですが、今っぽい感じに思えました
 
他、沢山の展示と仏像も多く展示してて釈迦如来より、阿弥陀如来が多かったです
国宝級の仏像は無かったようですが、360度見れる醍醐味が特別展の凄い所で、仏教美術など興味ない人も地獄絵は見る価値ありだと思います。
 
九州の寺院なので、久留米市からは善導寺の所蔵も展示
福岡市にある萬行寺からの出品が多かったです
 
展示のレイアウトも良く、200点もあるので、長い時間観れました。
 
DSCF6384 福岡市博物館で11月14日まで

次回はコナンの科学捜査展
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