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東郷青児展

DSCF4637 【東郷青児展】
 
久留米市美術館になって1周年記念として誕生120周年の九州、鹿児島出身の画家、【青児美人】と言われるまでになった東郷青児
東郷青児作品は以前に行った、新宿にある損保ジャパン日本興亜が沢山の所蔵をしてるので、そこからの特別協力と鹿児島市立美術館からも数点など
20歳ぐらいからピカソに憧れてたらしく、若い時の絵はピカソっぽい感じで30歳ぐらいから日本の女性像の美のイメージを変えた【東郷様式=大衆性・モダンな優美・表現技術】
最初は他の画家たちから批判もあったようですが・・・。
東郷青児はいろいろと活躍してて、雑誌本の表紙絵や舞台装置、1951年、54歳には歌舞伎座の緞帳《四季の女》などデザインも手掛けてます。緞帳製作時は、物資が少ない時代だったので緞帳の材料集めが大変だったようです
青児美人の特徴は戦後に描いた目が大きく、マツゲが長い感じなので今の女性がする化粧の原点みたいな感じでしょうか!?
損保ジャパンが沢山所蔵してる理由は当時、金融業界に混乱が起きた金融恐慌の悪いイメージを切り抜けるために保険のイメージをよくしようと東郷青児に頼んだようで、そこから今の損保ジャパンが収集を始めたのではと思います。
展示作は代表作の《望郷》、《サルタンバンク》、タイルのモザイク画、ギリシャ神話の《レダ》、久留米市美術館所蔵の《扇》など資料など100点以上の展示。
東郷青児展パンフレットがブックカバーに出来ます
 
来年の2月4日まで開催です。
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あと、新宿の損保ジャパン日本興亜美術館には常設にセザンヌ、ゴーギャン、当時の安田火災の時に58億で落札したゴッホの《ひまわり》が展示してます。